ウォークオンシリーズについて
ottobock社のカーボン製の装具になります。
ウォークオントリマブル
ウォークオンリアクション
https://www.ottobock.co.jp/orthotic/lower/ankle/walkon_trimable/
メリット
・軽い
・見た目がオシャレ
・カーボンの反発を生かした蹴り出しの補助
・普段履いている靴が比較的履きやすい
デメリット
・靴を履かない際は前足部ベルトが必要
・側壁が無いため反、内転が強いと中で動いてしまう。
・支柱は加工が難しい
値段
カーボンを使用しているので軽くて丈夫という特徴があります。
軽度から中等度の麻痺に適応になりますが、可動性を出しているので、制動力はあまり強くありません。
また、エネルギー蓄積の効果もあるため、立脚後期での蹴り出しを生み出します。
今までの装具だとなかなかなかった機構です。
履いてみる印象は、ウォークオントリマブルの方はあまり制動力が強く無いので、歩容が崩れてバックニーなどになる方は適応しにくいなという印象です。
ウォークオンリアクションはより制動力が強くなり痙性が強くなる方にも適応となります。
見た目は似てますが下腿のカフの位置が違うのでリアクションとトリマブルでは機構が違ってきます。
また、採型するタイプではないため、下肢や足の形に合うかなどの評価が必要かと思います。
非常に軽くて、GSDが重く感じるぐらいです。見た目もカッコいいので、若い方などに人気がありそうです。
