一番使用頻度の高いシューホーンブレース（SHB）についてです。
2013年度の回復期リハビリテーションアンケート調査では作製は1番目に多い数となっています。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspo/29/1/29_51/_pdf
メリット
・軽い
・安い
・スマート
・ゴツくない
デメリット
・角度調整ができないため、機能変化に合わせての調整が難しい
・厚さを変えられないため、厚さによるたわみ調整が難しい
・生理的な足関節軸と異なる
・やり直しが効きにくい（作り直しとなってしまう）
・壊れやすい
・皮膚トラブルが生じやすい
スマートなので、好まれやすいですが調整が効かない分意外と難しいです。
トリミングによりたわみ具合を調整しますが、どのくらい削ればいいのかは半分感覚的なところがあります。
値段
45000円程。（オプションでベルトなどつけたりすると値段は上がります）
靴を買わなければいけない場合があるので靴代も踏まえて購入を考えて下さい。
膝折れがない場合ではなるべく背屈制動は無くしていきたいので継手付きを考えていきたいところです。
