オクラホマ継手付き短下肢装具について
2013年度の回復期リハビリテーションアンケート調査では作製は23番目に多い数となっています。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspo/29/1/29_51/_pdf

背屈がフリーで底屈は制限の装具です。
背屈フリーで底屈制限ってことはタマラックとかと何が違うのか?ってことを疑問に思うかもしれません。
継手が違います。タマラックでは足部と下腿部を継手だけて接続していますが、オクラホマでは連結している部分が大きいので強度があります。また、タマラックと比べ回旋への強度が強いです。
逆に継手部分が大きいので見た目はゴツくなってしまいます。
メリット
・背屈派フリーなため生理的な歩行に(足関節背屈、股関節伸展)近づける
・SHBタイプなので軽い
・回旋への強度も強い
デメリット
・ゴツい
・背屈フリータイプなので膝折れしやすい
値段
継手付きの短下肢装具は外での使用で強さを発揮します。階段や坂道では足部の可動性が必要になりますので、、、
しかし、強度の部分で弱さが出ます。オクラホマではそこが強いので安心できます。
側方の安定性や回旋が強い症例には選択したいところです。